2017年10月
2017年10月25日
10月25日(水)台風一過。ようやくの青空もまた秋雨前線でぐずついている。今週末にはまた台風が接近との事。今年の天気は訳が分からない!
先日台風の去った近くの公園を歩いていたら、
台風のせいか、花梨の実が青いまま落ちていた。
まだ大きく色づく前に残念だ。
秋も知らないうちに深まっているようだが、
グラウンドではシニアの方々がグランドゴルフをされていた。
健康で元気なシニアが淡々とプレーされていた。
私の住んでいる近所ではスポーツクラブが盛況だ。
月〜金の平日は熟年者で一杯だ。
なかでも女性層が7割近くだと云う。
ヨガ、フラダンス、太極拳のクラスなどが人気だ。
女性が元気なのは何とも頼もしい限りだ。
男性の客には夕方サウナと風呂だけの人がいるようだ。
平和な証拠だ、健康志向なのは良いことだ。
わたしもヒマを見てプールに行っている。
また近所の商店街には24時間営業のスポーツジムが出来そうだ。
マシンとシャワーだけの省エネスタイル。
いま流行りだそうだ、何時でも好きな時身体を鍛える!
きっと忙しい若者向けだろう。
そう云えば先日家人の誕生日だったので、
花をプレゼントした。もう何十年も続いている習わし。
今年は花屋さんが張り切って大サービス。
何時もより大きめで鮮やかな彩でした。
あともう何年かで金婚式になる予定だ。
思えば色々ありすぎて一口には言えないが、
お互いそこそこ丈夫であるのが幸い。
何時も家人には色々心配かけたりしている。
夫婦お互いとはいえこちらからの感謝はまだまだかも。
結婚生活は百人十色、その数だけある。
今でも些細なことからケンカはある。
年々それを早く忘れるようにする知恵が増えたようだ。
もともと個性の違う二人なのだからしょうがない。
悪い事は忘れていい事を考えなくては。
お互いに寛容であることが第一かもしれない・・・。
2017年10月18日
10月18日(水)今日はようやく秋らしい快晴。秋の長雨が続いています、また明日からは雨模様。ホントに今年の天気は記憶にないほど長雨に見舞われている。
この気候のせいか周りに風邪ひきが多くなった。
今年は咳が出る風邪みたいだ。
大流行りにならなければよいのだが。
早くも冬物が必要になってきた・・・!?
部屋の中でも寒いのだ。
今日あたりは天気が良いので夕方ぶらぶらと散歩してみようか。
そう云えばわが家の本棚に2冊の「路地裏本」が並んでいた。
阿久悠さんの詩をベースに佐藤秀明の写真とエッセイ『路地の記憶』小学館と、
平川克美(文)高原秀(写真)『路地裏人生論』朝日新聞社出版。
あまりお目にかからない阿久悠さんの散文詩。
”歩いても 歩いても出口が無い 歩いても 歩いても退屈しない
そんな匂いのする路地を あみだくじのように 歩いた・・・”
日本全国の路地裏の日常風景が綴られているアルバムだ。
今の時代は振り返ららない、常に前を向いて生きろとせき立てる。
そんな時、何時か電車の車窓から見た懐かしい一瞬の風景が起きてくる。
失われた過去がかすかに残っているその映像。
かつて自分が生きていた時代が思い出させる。(平川克美のエッセイより)
懐かしい路地裏には今でも子供達の賑やかな声が聞こえる気がする。
鬼ごっこ、メンコ、石けり、ベーゴマ・・・。
散歩の達人ではないが初めての街の路地に迷い込んだりするとき、
怪しい人にならないほどにゆっくりとその佇まいを見るのだ。
もっと便利で早く何でもかんでも情報化社会に乗り遅れないように。
とにかく前を向いて進まないとこの時代は生きられないのか。
とにかくスマホやケータイを持たなくては政府の緊急速報も受けられないのか?
情報通信は大事だが、それを持たない者は排除されるのか。
そんな老人の投書が新聞に載っていた。
かくいう私も最近ガラ携が壊れたのでスマホにした。
小型の通信コンピュータが一台増えたみたいだ。
いろんなアプリがあるようだがあまり興味が無い。
もちろんゲームもしない、当分はガラ携のように使ってみようか。
今日も電車では文庫本を読んでいたのだった・・・。
読書、秋も深まったしね。
2017年10月11日
10月11日(水)今年は気候が不順。東京はこのところ気温の寒暖差が大きい何か例年とは違う10月、今週末から秋の長雨予報が出ている。
夜ベランダに出てみると虫の音が弱くなっていた。
つい最近まであんなに騒がしいほどの虫たちの声が、
秋が深まったのが実感する。
自然は正直にそのサイクルをなぞっている。
一抹の寂しさが秋風に乗って来た。
先週は満月を観ることが出来た。
遠・近・乱視だが補正してその雰囲気を感じる。
でも空が高くなった気がする、そして寒くなって来た。
カズオ・イシグロ氏がノーベル今年の文学賞。
村上春樹は今年もダメだった・・・。
個人的にはイシグロ氏が取れて良かったと思う。
以前ブログで紹介したイシグロ氏の作品。
日本生まれの英国育ち、『日の名残り』はかつて良き英国の香りがした。
最近作『忘れられた巨人』それと『わたしを離さないで』『遠い山なみの光』が好きだ。
一作ごとにそのスタイルを変える自在な手法も良い。
今度はどんな語り口で来るのかワクワクする。
この受賞で日本の版元早川書房は大忙しになったとか。
その人個人の記憶をリアリティ溢れるものがたりにる。
まさに小説の醍醐味であろう。
かって、これから在るもあるであろう事を綴るメタノベル。
新しい格品を早く読みたいと思う。
この頃上野の森は賑やかだ。
東京国立博物館で「運慶展」が始った。
込んでいると覚悟して行ったが20分待ちでOK!
仁王像はものすごく大きい、そして迫力満点。
また照明が360度全方位から当たり雰囲気を増幅。
木彫なのにこのリアル感、凄すぎる。
ただただ神業の様なその姿に感激。
関連の書籍を買ってしまった。
この秋はやはり美術鑑賞とたまった本を読むことにしよう!
OBの皆さんこの秋はどんな風に過ごされるのでしょうか?
2017年10月04日
10月4日(水)先週末、9月30日、久しぶりの福島地区TOHO会が開かれた。何十年かぶりにお会いするOB達と昔話や、現況を夜遅くまで語らった。
福島市は古い街だ。
県庁所在地であるが静かな街、郡山市とは賑わいが違う。
広い宴会場が直ぐに一杯になった
ややあって、身体の大きなオジサン風のOBが私の前に立った。
一瞬誰だろうと思ったが直ぐに放送芸術科(1984年卒)のOさんと分かった。
それにしてもずいぶん立派な体格になって見違えた。
「あの当時は50キロ代の体重でした」それで当時の彼のイメージが甦った。
今は家庭の事情で仙台に住んでいるとの事。(新幹線で仙台から来たらしい)
街ですれ違っても分からないほど体形が変わった。
30年あまりの月日が流れたことが実感。
また県内のTV局からはアナウンス学院出身のSさんと当時の先生方の話で盛り上がる。
彼は郡山のTOHO会にも出席していたはずだ。
毎回足を運んで頂き感謝します。
いつも思う事だが学校の価値は卒業生の数だけではなく、
卒業後も業界だけでなく社会でキッチリ活躍していることだと思う。
人間の一生の中で一番いろんなことに巡り合う時期、場所が学校だ。
その人の半生が決まってしまう縁が生じる時でもある。(友達も含めて)
そこでの学校の果たす役割は大きい。
その時出会って卒業、そしてOB会で再び出会う。
専門の勉学だけでなくそんな時と場所をタイミング良く提供できているか。
何年たっても良き思い出としての学校のもつ存在理由がある。
二次会にも多くのOBが参加して頂けた。
また話が一段と濃いものになって親密度が増した。
表に出ると涼しさが心地よく、秋の深まりを感じた。
話は変わるが知らぬ間に東京にも秋が来た。
季節感のない今日この頃。
この頃は結構雨降りの日が多かった。
それでも私にはいつも通り『美術の秋』。
上野の都美術館では『ボストン美術館の至宝展』。
平日にもかかわらず満員の盛況。
陳列品を観る長蛇の列。
なんと2時間30分もかかってしまった。
目玉のゴッホ『ルーラン夫妻』『蕭白』『英一蝶』は特にだ。
久しぶりに混んだ美住術展に行ってしまった。
『ルーラン夫妻』の絵は想像以上に大きくゴッホの生々しい、
タッチと息遣いが迫力満点だった。
また別の日、丸の内の三菱一号館美術館に行く。
この日は夕方、あるスポンサーの貸し切り日。
何故か招待客として観賞。
『レオナルド・ダヴィンチ×ミケランジェロ』展。
秋の日はつるべ落としあっという間に夜になった。
夕闇の中にオシャレな夜の美術館。
それだけで相当不思議な雰囲気を醸し出していた。
こちらは打って変わって少人数での鑑賞。
素描(デッサン)が凄い。
特にダヴィンチのは神がかっていて総毛だった。
森閑とした夜の沈黙の時間・空間。
新しい体験をした、ダヴィンチの息遣いがしたようだ。
この週は恒例の【四人の会】が後楽園ホテルの最上階で開かれた。
夜の後楽園周辺は昼間とは全然別世界だった。
特に42階の「アーティストカフェ」は眺望が絶景。
このカフェの名前の由来は後楽園でコンサートをしたアーチストの
銘板が一回目から飾られていた。
(1978年キャンディーズ以降のアーティストの名前)
イタリア料理もおいしかった。
今回幹事のHさんはじめ皆さん有難うございました。
そんなわけで9月は中旬からなんだかんだと出かける機会が多かったのだ。
気がつけばもう10月!
陽も短くなり季節の移ろいが感じられる。
今日も薄めの上着を着たが肌寒気がする。
OBの皆さん季節の変わり目ですのでお身体にご留意ください。