東放学園

TOHO会

TOHOKAI
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今日も絶好調

2017年05月

2017年05月31日

5月31日(水)先週末は私が関係する業界団体の総会・懇親会が同じ日開催。二つの総会懇親会を「異議なし!」を繰り返し駆け抜けました。

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この時期まだ私にお呼びがかかる業界団体が数社あります。

日程は決まって5月の下旬〜6月上旬に集中している。
先週末は放送派遣関連の団体と映像音響処理(ポストプロダクション)の
総会懇親会を2社とも出席した。

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放送派遣の方の会場は原宿の東郷記念館。
日露戦争の軍神・東郷平八郎を祀っている。(海軍)
(日本海海戦でバルチック艦隊を撃破した)
私が若かったころは「明治は遠くなりにけり」だったが、
今は「昭和は・・・」だ。
母はよく日露戦争の頃のはやり歌を口ずさんでいた・・・。
今でも赤坂に乃木(陸軍)神社もある。
雨上がりの天気だったが木々の緑が色濃く繁って、
すぐそばにある原宿・竹下通りの賑わいとは
とても不思議なコントラストに戸惑ほど。
神社はこの日何組かの結婚式があった。

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夕方は直ちに新宿に移動。
新役員紹介で(私は重任)壇上にに上がり紹介された。
こんな年寄りがもう一期務めることになってしまった。
懇親会では業界の古くから知人や学校関係者と歓談。
放送関連の新技術 4K・8Kの話題も多かった。
最近の技術革新、スピードは以前に増しても加速しているようだ。
フィルム→VTR→データへと矢継ぎ早に変化していくメディア。
その先には一体どんな変革が起こるのか?
SF小説や映画が直ぐに実現してしまう昨今のテクノ事情。
加速膨張する宇宙のスピードと同期しているのか?

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次の日土曜日、わが家の犬が亡くなった。
夕方容態が良くないので見舞いに行ったその直後、
医師から連絡があった。
安らかに、眠るように逝ってしまったようだ。
もうすぐ12歳になろうとしていたが糖尿病が急に悪化。
あっけない最期だった。

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家人がお台場まで行って買っていたウエアが似合っていた。
ずいぶん一緒に散歩した。近所の人や行きずりの人にも人気者だった。
特に年配のおばあさんは立ち止って可愛いと褒めてくれた。
尾っぽをちぎれんばかりに振りどんな犬も好きだった・・・。

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今は語る思い出が多すぎて、
これからそれを思い出すたび悲しみが増すかも・・・。

OBの方にもペットをなくされた方もおられるでしょう。
生きとし生ける者は必ず迎える終末と別れ。
大事な「友」を亡くした悲しみが増す。

今日も出掛けに家の中、何時も彼がいた辺りを見てしまう。
まだそこに居て尻尾を振っているような気がして。

ペット・ロス初期症状か・・・。
また別の世界(パラレル・ワールド)で元気で居るように思おう。

佐久間エルヴィス11歳11カ月。
キミと過ごした日々は忘れないフォーエヴァー!

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2017年05月24日

5月24日(水)このところ東京は毎日のように夏日が続いています。けれど昨日は台風並みの風が一日中吹いて、自転車でこけそうになりました。

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5月に入って夏の様な天気が続いてます。
昨日は自転車で近所に出かけたけたが、風おおいに強し!
ペダルをこいでもこいでも進まないほど。
曲がり角で煽られてコケそうになりました。
見上げると強い日差しと抜けるような青空、目眩がしそう!

「万緑」(ばんりょく)〜 かの俳人、中村草田男が使った新季語が似合う季節。
午後近所の公園も新緑で溢れ、満ち、そして何故か静謐な佇まい。
蝉時雨もなく、時間がフリーズしていた。
真昼の広場の孤独・・・。

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家に帰って先日買った
『オレたちのプロ野球ニュース〜野球報道に革命を起こした者たち』
長谷川晶一著 東京ニュース通信社を読む。

1976年当時全盛だったNTV系の『11PM』に切り込んだ「プロ野球ニュース」。

他局のスポーツニュースとは違い全球団を平等に扱って、
MCに佐々木信也を起用。またたく間に多くのプロ野球フアンを獲得し、人気を博した。

まだ当時はVTR取材ではなくフィルム取材。それこそ時間との闘いであった。
バッターや選手の大きな画を撮る「下カメ」試合全体を押さえる上カメの2台の撮影隊。

取ったそばからオートバイ便で現像所へ直行、即現像。
そしてアナウンスのコメントに沿って編集作業。
毎日が追い込みの日々・・・。
VTRになっても同じ様な作業。
裏方の苦労は並大抵ではなかった。
その一時代を築いた人気番組の盛衰と超職人技で支えたスタッフを
ドキュメントしていく。

そして地上波からの撤退、突然の終焉・・・。

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自分の事を云えば
私は学生時代のアルバイトで生番組のAD(アシスタント・ディレクター)だった。
学校を卒業すると局の制作会社に入社。
スポーツニュースの編集兼ディレクター担当になった。
もちろん45年以上前である。当時先輩のカメラマンは編集がしやすいようにと、
無駄なカットをを撮らず、編集マンは2台のカメラの効果的な切り替えしを心がけた。
それでも試合がもつれ延びてしまうと現場は大追込の緊張感で一杯になる。
「まだ現像は上がらないの!」時間はじりじりと無情に過ぎていく。
なんとかON AIRまにあったときは心神の脱力感がたまらなく良かった.

またある時は「野球ニュース」がオールスターゲームだった時。
色々な画を盛り沢山撮りたくてカメラ台数を増やしたため、
編集が間に合わなくON AIRはアナウンスとテロップという前代未聞の放送事故!
運動部の局長にスタッフ全員大目玉をくらった。

この本、『オレたちのプロ野球ニュース・・・』は私がニュース現場を離れてからの話だ。
今でもプロ野球ニュースは気になって毎日のように見ている。
その昔の様な追いこみスタイルは無いのかもしれないが、
放送の舞台裏は今も昔も語りつくせない苦労話の宝庫だ。

TOHO OBで何人かの人が現在ニュース関係で活躍されていると聞く。
やはりご苦労ははつきもの、今はVTRを余計に回し過ぎるので、
かえって編集が手間取ってしまうとこぼしていた。

放送は常に技術の進歩とともに激変していく。
今度は4K・8Kという超高解像度の映像になると云う。
レーザー・ホログラフも開発中とか・・・。

TVは見ている方は気ままで良い。しかし、どんな職業にもウラの苦労はある。
水鳥が優雅そうに水面を泳ぐその下は必至の足掻き運動がある。

プロたちはそんな事などおくびにも出さない、そんなものなのだ・・・。

最近、夏日が多くなってきました。
OBの皆さん体調管理に気をつけてお過ごしください。

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2017年05月17日

5月17日(水)このところ5月らしい気候になり、外出が楽しみになってきました。家の近所を歩くだけで花々が競うように咲き誇っている、良い季節だ!

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朝夕はまだ肌寒いが季節は変わった。
わが家の庭もそうだが、散歩の度にその色香に、
毎年の事ではあるが驚かされてしまう。
文字どおり「5月の薔薇」も艶やか!

この季節に楽しみにしている大きな桐の木の花が咲いた。
少し強い風が吹くとせっかく咲いた花が一晩で落ちてしまう。(天使のラッパのよう)
勿体ない気がしてそばで見ると可憐な花房が所狭しと積み重なっていた。

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先日は母の日、今年はカーネーションではなく紫陽花。
鉢植えの「花火」と言う名の花だ。(額紫陽花)
品種改良をして見事な花火の様な姿にしたようだ。
一代限りの品種らしく枯やすいので家人は、
日中はベランダに、夜は家の中にと気を使っている。
割と地味な額紫陽花がこんなに華やかな色合いにになるとは。

今いろんな分野で品種改良が盛んなようだ。
犬猫ペットの世界でもミックス種が人気とか。
一代限りで繁殖能力は無いが両種のいいとこ取り。
散歩中によく見かけるようになった。

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先日TVのサイエンス番組を観ていたら、
ゲノム編集の特集だった。
生物の根幹でもある遺伝子を人が操作編集してしまうと云う。
空恐ろしくなる技術革新だ。
ミクロ単位でDNAを文字通り編集してしまうそうだ。
もちろん倫理的な規制もありヒトに対してはデザイナーズベイービーの恐れもあると・・・。

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遠くて近い将来は一体どんな風に生物が変化しているのか。
丁度、図書館から中村桂子著『ゲノムの見る夢』青土社 2015
を読んでいた最中だったので興味は倍増した。

ダーウィンの自然進化論が人間の手にかかり、
あたかも神の様なふるまいで生物に進化変化を加えていくとは。
科学の進歩は着々と我々の知らない間に起きているのだ。
それにしても人間の欲望・好奇心は並外れて強いようだ。

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特に健康ブームは凄いものがある。
BS・TVのスポンサーの数知れず、青汁から健康器具のオンパレード。
朝の公園ではラジオ体操から太極拳をこなし軽いジョギング。
そんな人々が増えている・・・皆さん目標はピンピンころりが最高!
今や90歳当たり前100歳での人生設計図の引き直し。
私個人的にはそんな自信もないので、
寿命が尽きるまでジタバタしないようにと思っている。

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その昔、偉くなりすぎた人は不老長寿の薬を求めて、
世界の果てまでそれを探し続けたと云う。

何百年何千年生き続けている者がいたとすると、
彼は「死」の裏付けのない仮の生命を生きるのだから。
日々刻々の生者の緊張感が無い。
永遠に続く生かされた生を受け入れるだけになりそうだ。
限りがあるから時々刻々を大切にしようとするのだ。

まさに人生の晩年に入っている自分はつくづくそう思う。

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農耕定住するようになった人類は、まだ来ない明日の為に
貨幣経済・貯蓄→もっと貯めなくては、もっともっと・・・。

人類のひとつの歴史は欲望の拡張史なのだ。

この頃TOHO・OBの方も年賀状で還暦と記される方が増えた。
昭和も遠くなりにけりかも・・・皆さんのご壮健で!

PS:前回写真が載せられなかった本『ケンブリッジ・クインテット』を追加します。

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2017年05月10日

5月10日(水)連休がようやく終わって平常な日々に戻りました。今日は朝から雨模様、天気は連休中の様な風も吹かず、ほっと落ち着いた気分の日になりました。

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毎日が日曜日の様な私だが、
今年の連休はまあまあ外出した方でした。

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4月末、知人の陶芸展を観に行く。
わが家からはバスを乗り継いで1時間余り。
金町・・・余り普段は行かない街だ。
2年前に水元公園に菖蒲を観に行ったことがある。
葛飾区の、下町情緒が残り近所には柴又の帝釈天がある。
最近は理科大が出来て街の相が変わったようだ。
かつては京成電車の方がが盛んだった、成田山と同じか。

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展覧会は連休の初めとあって盛況だった。
出展者はほぼ女性が占めていた。
趣味のグループとはいえかなりレベルは高かった。
帰りに知人はオバサンパワーは凄いと云っていた。
分かるような気がする。

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連休の中日、5月3日は近所の河原に鯉のぼりを観に行く。
ここ何年か川の両岸に飾り立てている。
幸い連休中は晴れの日が多く、風も強かった。
大きな鯉の口から飲みこまれた五月の風。
大空に泳ぐさまはまさに勇壮な絵画のようだ。
主催は近所の「鯉のぼり同好会」だそうだ。

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5月4日はみどりの日。
同じ区内の外れにある臨海公園に出かけた。
水族館と海を観たかったのだ。
この日はやはり大混雑、家族連れのラッシュ!
とにかくヒト、ヒト、ヒト、売店でものも買えない。
予想はしていたが日本の連休は相変わらずなのだ。
海辺は今はやりのミニテントが乱立していた。
水族館はこの日は無料とあって長蛇の列。
観覧車も同じだった。
民族の大移動のような休み方、働き方は、
私の若いころから全然変わっていないような気がする。
食事は家の近くの中華やでゆっくりと過ごした。

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後半の日々は図書館で読書。
ここもやはりほどほど込んでいた。
2時間余り閲覧室で過ごした。
たまたま頼んでおいた小説『ケンブリッジ・クインテット』
新潮クレストブック J・Lキャスティ著
が届いたので借り出して読んでみた。
科学史にや哲学史に残る巨人たちがケンブリッジ大学のレストランで、
人工知能の可能性を熱く議論すると云う仮想ディスカッション小説。
遺伝学のホールディング、物理学のJ・Pスノウ、同じく物理学のシュレディンガー。
そして真っ向から対立する数学者A・チューリングと哲学者ヴィドゲンシュタイン。
この5人が集まってA・Iについて未来を予見する議論が白熱していく・・・。

20年前の本とはいえ根本的な問題提起(A・I)を様々な角度から、
考える5人(クインテット)の議論が面白かった。

今や考える(学習する)コンピュータは当たり前のようだが、
「機械文明・人間の文化」が上手く融合すると、
もう一つ別の未来が開けるのだが・・・。

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図書館の閲覧室では私の目の前で同年輩?の方が、
最前から気持ちよさげに居眠りを始めた。
そろそろ家に戻ろう、そんなのんびりとした夕刻だった。

OBの皆さんのゴールデンウィークはどうでしたか?
忙しく働いていらした方もあるかも、色々でしょうね。

私は「日々好日」を大事にやっています。

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