2014年08月
2014年08月27日
8月27日(水)今年の夏はかつてない大雨が降っている、広島は悲惨すぎる。OBの方が心配です。お見舞いと一日も早い復興を祈ります。
北の果て、礼文島でも豪雨被害。
利尻富士が泣いているようだ。
毎日の様に、大雨のニュース。
もう嫌になる。
勝手気ままに自然破壊する人間への
怒りのようだ。
昨日は外出の帰りに
突然のドシャ降りに見舞われた。
にわか雨、
夕立、
瞑怒雨(めいどうーー急に暗くなり雷とともに降る雨)
自転車に乗っていたので傘も無く
全身ずぶ濡れになってしまった。
僅か十分余りで雨は止んでしまった。
被災地ではこんな状態が一日中続いて、
あっという間に冠水したのだろう。
かの広島では、十数年前も同じような
土砂災害があったと聞く。
危うい地盤なのに
行政はなぜ早く手を打たなかったのか。
もしかしたら人災の可能性も・・・。
よく散歩する河川敷きの川も、
この頃は、何時行っても満水状態。
何か危うい感じがする。
東京は江戸時代から
何本も放水路を築いてきた。
河を制するために、中国も何千年と苦心惨憺。
治水、河川の氾濫の占いに失敗すると、
古代の中国の王は文字通り首を刎ねられは様だ。
蛇行して荒ぶる河川の多い日本。
東京の川の分流は地下の暗渠に、
コンクリートで閉じ込め、
渋谷川もそうだ。
東京も昔は関東平野にあるが、
決して全体が平たい土地ではない。
坂が多い、富士見とつく地名がたくさんある。
丘陵と谷間には多くの河が流れていた。
たとえば上野は台(丘)でその下は下谷、
今は台東区。
子供の頃は上野のお山と言っていた。
上野駅のわきの(車坂)女坂・男坂を
自転車で競争して登った。
先週、坂を故宮展の帰りに
久しぶりにタクシーで下って浅草に行った。
何故かとても懐かしい気がした。
話は戻るが、
音響の渋谷校・中野校舎がら歩いてほどなくの
中野新橋あたりを流れる神田川(あの名曲《神田川》)
川沿いは何時も氾濫の危険があるようだ。
東京はその昔、水運都市だったので、
下町ではその名残の地名が多く残っている。
荒川区、江東区、江戸川区、墨田区、深川、小名木川
深川、堅川、新川、横川町、枝川町、小松川・・・
近所の公園の話だが、
かつて物資運搬水路だったところを
人工河川に創り直し両岸に植林。
親水公園と名付けているほどだ。
今では静かな散歩道になっている。
一日中高齢者のウォーキングが絶えない。
所どころにオープン・シャワーの設備があり、
子供たちが川に入ったり、
ザリガニを釣ったりしている。
かつてはドブ川で時々氾濫したり
子供がハマったりしたそうだ。
その後、地域開発の大きな課題として
大工事・改修。
隔世の感ありと、その時分を知る高齢者の弁。
水を治める者が、尊敬されていたのは良く解る。
これからまだまだ残暑が厳しい日が続きそうです。
OBの皆さん雨ニモ負ケズ、風二モ負ズ、夏ノ暑サ二モ・・・。
ご自愛のほどを!
2014年08月20日
8月20日(水)毎年、異常気象。まさに異常が普通になりつつあるようで、日本は本当に亜熱帯化しているみたいですね。
お盆の頃から東京は、
(幸いにも水の被害に合わなくて)
本当に暑い毎日が続いています。
幼児の無い時は極力、
家に引っ込んでいる。
本を読みながら昼寝をすることがある。
午睡、礼讃・・・。
気がつくと足元でわが家のワンコが寝ている。
夕方の散歩まではまだ時間がある。
6時過ぎでもアスファルトの地面は、
余熱をたっぷり吸いこんで暑い。
犬は人間より地表に近いから、
早い夕方の時間の散歩は辛そうだ。
昨日は買い物で外出したが、
煩いほどの蝉時雨のなか。
道端にその骸が何匹も落ちていた。
『八日目の蝉』角田光代著を思い出す。
何年も地中生活、
やっと表に出て僅か7日で世を終える。
八日目はどんな時間なのだろうか。
年金族の我が身にもつまされる思いがする。
長い勤めが終わって、
そこには全く違う時間の流れがある。
毎日が日曜日!?
でもない。
それなりに忙しかったりで、
時間は無常だ。
黙ってそれなりにいても流れていく。
ようやく得た自由時間は貴重。
「八日目のサラリーマン」には
余生ではなく与生?
まだ少しだけれど組織にお世話になっている。
(名誉職が多いのだが)
この身は「セミリタイア」かも。
なん―てね(笑)
この頃は外出時必携のサングラス。
眩しい光に眼が耐えられない。
身体が少しずつ痛んできているかも。
日本の男性の寿命が80歳を超えたらしい。
私も前期高齢者の一人なのだ。
年賀状やお便りの
先輩方の文言「多病息災!」
なぜか良く解る気がするのだ。
そういえば先月末、
福岡の金子OBが突然上京、
新宿でお会いして会食。
この前お会いしたのは福岡TOHO会。
相変わらずお元気いっぱい。
新宿に本部がある
司会業協会に入会との由。
私とそんなに年は離れていないのだが、
まだまだやる気十分!
一度大病したあとなのに逆にエネルギー全開。
人生一度、彼らしい生き方だ。
元気や健康は人がくれるものではない。
自分自身が努力して創るものなのだろう。
大いに見習わなくてはと思った。
金子さん、また元気にお会いしましょう!
散歩中、道端にホオズキが青い実をつけていた。
やがて朱赤色の明かりをともす頃は、
涼しい風に吹かれる秋になっているかも・・・。
2014年08月08日
8月8日(金)久しぶりに金沢に行きました。
こちらは少し涼しいかと思ったが、日中は35度と東京と変わらない。
仕事だったのでのんびり出来ず、帰京の午前中に美術館巡りをした。暑かった・・・
北陸の古都 金沢。
一番の繁華街は香林坊。
今や、ここは海外のブランドショップ街、
小さな銀座のよう。
しかし、少し歩けば緑豊かな城跡、兼六園。
その近くには石川県立美術館、
金沢21世紀美術館。
ホテルに荷物を預け、
緩やかな上り坂を上がると、
県立の美術館。
夏休みとあって小学生の一団に遭遇。
キュレーター(案内人)の小母さんの説明を聞いていた。
でも、館内のほかの部屋は観客もまばら。
あの名高い
野々村仁清(ののむら にんせい)の
国宝・色絵雉香炉(いろえめすきじこうろ)が
静まり返った一部屋に、
それだけを展示。
雄・雌一対の色は鮮やかで
今にも動きだしそうだった。
誰もいない展示室から
一階のロビーに降りると、
ソファに雑誌や新聞片手に
まどろんでいるオジサンたち。
私の近所の図書館にもいるぞ。
朝寝には丁度いい空間かも・・・。
少し坂を下ると、
金沢21世紀美術館。
こちらは打って変わって現代美術。
観光客のルートになっているようだ。
丁度、木梨憲武氏(とんねるず)の
個展開催中だった。
人気で結構客が入っているようだ。
古い街に現代アートが溶け込んでいる。
来年は、北陸新幹線が開通。
東京から2時間半で行ける。
空路より便利で早くなりそうだ。
新幹線、ジェット機、リニア・・・。
旅の概念がますます変わっていく。
鈍行列車で各駅停車の旅。
時間と空間がゆっくり味わえる。
それもまた良し。
21世紀美術館で
草間彌生のTシャツと、
『陰翳礼讃』谷崎潤一郎著を衝動買い。
前にこの本、
ハードカバー?で買ったのだが、
何処に紛れ込んだのか解らず、
今回は文庫本。
帰路の飛行機で開いたが
ウトウトしている間に
羽田に到着・・・。
家についてホッとしていると、
また近くの河原で花火大会。
ドン・ドンと
遠くの雷を聴くようだ。
孟夏・・・夏は今が盛りなのだ。
仕事だったのでのんびり出来ず、帰京の午前中に美術館巡りをした。暑かった・・・
北陸の古都 金沢。
一番の繁華街は香林坊。
今や、ここは海外のブランドショップ街、
小さな銀座のよう。
しかし、少し歩けば緑豊かな城跡、兼六園。
その近くには石川県立美術館、
金沢21世紀美術館。
ホテルに荷物を預け、
緩やかな上り坂を上がると、
県立の美術館。
夏休みとあって小学生の一団に遭遇。
キュレーター(案内人)の小母さんの説明を聞いていた。
でも、館内のほかの部屋は観客もまばら。
あの名高い
野々村仁清(ののむら にんせい)の
国宝・色絵雉香炉(いろえめすきじこうろ)が
静まり返った一部屋に、
それだけを展示。
雄・雌一対の色は鮮やかで
今にも動きだしそうだった。
誰もいない展示室から
一階のロビーに降りると、
ソファに雑誌や新聞片手に
まどろんでいるオジサンたち。
私の近所の図書館にもいるぞ。
朝寝には丁度いい空間かも・・・。
少し坂を下ると、
金沢21世紀美術館。
こちらは打って変わって現代美術。
観光客のルートになっているようだ。
丁度、木梨憲武氏(とんねるず)の
個展開催中だった。
人気で結構客が入っているようだ。
古い街に現代アートが溶け込んでいる。
来年は、北陸新幹線が開通。
東京から2時間半で行ける。
空路より便利で早くなりそうだ。
新幹線、ジェット機、リニア・・・。
旅の概念がますます変わっていく。
鈍行列車で各駅停車の旅。
時間と空間がゆっくり味わえる。
それもまた良し。
21世紀美術館で
草間彌生のTシャツと、
『陰翳礼讃』谷崎潤一郎著を衝動買い。
前にこの本、
ハードカバー?で買ったのだが、
何処に紛れ込んだのか解らず、
今回は文庫本。
帰路の飛行機で開いたが
ウトウトしている間に
羽田に到着・・・。
家についてホッとしていると、
また近くの河原で花火大会。
ドン・ドンと
遠くの雷を聴くようだ。
孟夏・・・夏は今が盛りなのだ。