2014年07月
2014年07月30日
7月30日(水)本格的な暑い夏がやってきました。夏休み花火大会が河川敷や大川端で連夜開催。夕方に花火の音が遠く聞こえると、下駄を鳴らして見に行った子供の頃を思い出します。
夕方とはいえ、まだ明るいこの季節。
犬と散歩に出る。
散歩ルートには向日葵が咲き、
名も知らないきれいな花が観られる。
一時間余りの散歩だがこの時間帯は。
各家々の犬の散歩タイム!
色々な犬と出会う。
多い時は十数頭のワンちゃんと挨拶?を交わす。
ウチの犬はヒトより犬の方が好きらしい。
自分の方から大げさに思えるほど
尻尾を振って近づく。
なかには相性が悪いらしく、
いきなり吠えかかられることも度々。
相手の飼い主さんは済まなそうに
ウチのは犬が苦手でと苦笑。
犬にも色々な性格があるようだ。
それにしても
この頃はやけに犬が多く見られる。
子供のころよくいた野良犬は皆無だ。
空き地や公園で、
よく追いかけられた記憶がある。
仔犬が生まれたばかりなのか空腹なのか。
歯をむき出してうなっている様は本当に怖かった。
それに比べると今の犬たちの様子は様変わり。
ペット屋さんは大流行りだ。
わが家も一袋7〜8キロの餌を買い出しに行く。
実に重いのだ!
ペットショップでは
トイプードルが流行りのようで、
よく飼われているし、
散歩中も多く見かける。
次に出会うのはダックスフント種。
近ごろ増えてきたのはミックス犬。
見慣れない犬種と思ったらそうだった。
交配で一代限りの個体だそうだ。
一世を風靡した!?シベリアンハスキーは何処へ。
ドックcafeやペットOKの宿泊施設も多くなった。
ペット天国である。
少子高齢化の影響なのか
集合住宅でもペットOKが当たり前のようになってきた。
家族の一員となったのだ・・・
「Doggy Bag」という言葉がある。
もともとはアメリカの外食店で客が食べ残したものを、
犬に食べさせるからということで、
(客が自己責任で、実際は家に帰って食べるのだが)
持ち帰る容器の事を言ったそうだ。
日本でも以前はそんなことは恥ずかしいことだったが、
現在は「もったいない」意識が定着?
店によっては自己責任カードを発行。
持ち帰りがOKの洒落たドギィ―バッグをだしているそうだ。
また話は変わるが
日本の最低賃金が上がるそうだ。
時給1,000円を目標にしているのだが
まだまだ届かない。
地域別の格差は200円ぐらい違う。
全国平均750円(時給)×7時間×実働・月20日
105,000円でどうなる生活は。
ドギィ―バッグにするほど飽食は出来るのか・・・。
C・チャップリンの映画に
『犬の生活』という作品がある。
彼の悲しいほど貧しかった頃がモチィーフ。
「A Dog's Life」はアメリカの慣用句で、
惨めな生活を意味する言葉。
日本も格差社会と成りつつあるのだが。
OBの皆さん、今年の夏も始まったばかりですが
お体に気をつけてお過ごしください。
各言う私も夏風邪をひきゴホンゴホン。
咳どめの薬を飲んでいるありさまです。
早く治さねば・・・ゴホン(失礼!)
2014年07月24日
7月23日(水)東京は梅雨が明けたらしいです。でも今日は蒸し暑く、これから2か月も暑さと湿気に耐えなくては思うとウンザリします・・・
先週末、映画に行った。
トム・クルーズ主演の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
近未来アクションSFものだ。
何せこっちは大のSF好き、そしてトム・クルーズも
彼が出ているSFは必ず観ている。
『トップガン』から『レインマン』『ミッションインポッシブル』・・・。
なかでも『マイノリティ・レポート』が好きだ。
映画館は平日の昼に関わらずそこそこの入り。
ガサガサと音をたてぬようホットドックの昼食。
気分はアメリカン?か。
なにしろ原作は桜坂 洋のライトノベル
この映画のアメリカ原題は『Edge of tomorrow』
物語は近未来。
正体不明のエイリアンの来襲で
負け戦続きの防衛軍に広報担当の将校トムが
何故か狩りだされる。
最前線の戦場で圧倒的な敵の破壊力。
第一ラウンドから即、戦死。
そして気がつくと前のシーと同じ状況からリスタート。
それから何度も何度も戦死を繰り返していくのだ。
SFで御馴染の「タイムループ」と云うやつに乗ってしまう。
閉じない時間の環にはまり込んだのだ。
それは敵のエイリアンが時間を操る能力があり
トムは戦闘中に敵の返り血を浴びた時、
獲得した能力なのだ。
戦死する度に少しずつ戦闘技術がアップ。
経験値が増していく(戦闘ゲームの様に)
タイムループを繰り返す最中、
戦闘の英雄(エミリー・ブラント)に出会う。
やがて二人は共闘して敵の弱点を発見する・・・。
まるで戦争ゲームを映画館で観ているようだ。
私の時は2Dで観たのだが3Dではどうだったろう?
これでもかこれでもか、とすさましい戦闘シーン。
まさにハリウッド映画得意ののサービス!
2時間があっという間に過ぎてしまう!!
フラストレーションが一気に解消?
でもこの頃のエイリアンの造形は新鮮味がないぞ。
『マトリックス』」や『トラスフォーマー』形のデザインは新鮮味がない。
『エイリアン』のギ―ガーのデザインはシュールで本当に不気味だったのに。
梅雨時のうっとうしい時は、
ドンパチのSFアクション映画が最適。
SF好きの私としては『マトリックス』第一話のようなものや
『ブレード・ランナー』を超える作品が観たいぞ!!
そういえば最近CATVでAXNドラマ
『オールモスト・ヒューマン』が始まった。
人間の心を亡くした刑事と
感情機能を持ったヒューマノイドの助手。
あの名作『ブレード・ランナー』のパクリが見え見えだが、
二人が捜査する事件を超えて、
人間の心や感情とは何かを考えさせる仕組みになっているようだ。
同じAXN系のSF・コンピュータ捜査ものの
『パーソン・オブ・インタレスト』もシーズン3に
近頃何かとSFものを観ている。
わたしには暑さ対策ではないが、
ハラハラドキドキのサスペンスやSFがよろしいようで・・・!
さっきから遠くで祭りばやしの太鼓の音が、
これから花火大会、夏祭りが行われるようだ。
真夏への扉が開かれた!
2014年07月11日
7月9日(水)梅雨の後半戦、大型台風が来ている。このところ気候が極端に変化、日本は穏やかな季節のオーバーラップが無くなっているようだ、寂しい・・・
こちら東京は、
朝から梅雨空。
昨日は、30度超えのピーカン晴天。
外出して帰ったら、
日焼けで腕がヒリヒリ。
沖縄地方は凄い台風が来ている。
2、3日後は東京に来襲か。
いずれにせよ、
早く梅雨が明けてくれればいいのに。
近所の路地には、
紫陽花がまだ薄っすらと咲き、
色々な花がこの季節を彩っている。
週末、犬の散歩に行く。
河川敷に出てみると、
梅雨空が灰色のカーテンを下げていた。
少し蒸し暑く、
犬には辛い季節かもしれない。
ハア、ハア言いながら、
草むらを飛び跳ねていた。
先日10歳に成ったと云うのに、
この元気は何だ!
羨ましいぞ…。
先日のブログで挙げた、
養老孟司氏の
『「自分」の壁』新潮新書を読了。
その中で、解剖学者らしい意見。
「私の身体は私だけのものではない」の章では、
生物の形態は、
進化論だけでは説明がつかない。
その複雑な多様性。
(どうしてそんな姿なのか?)
ヒトの遺伝子の解読が終わっても、
遺伝子イコール人体の設計図ではなく、
せいぜい、
数パーセントしか
関わっていないと云う!
人体は様々な寄生体が占領して、
現在の形になった?
ミトコンドリアは、
後から侵入した別の生き物。
細胞は、さまざまな生き物の、
「共生」によって形造られたそうだ。
おなかの中には、
60兆個の細菌がいると云う。
異生物の寄り合い所帯がヒト!?
オリジナルで純粋な生き物ではないのだ。
だが世界の潮流は、
「自分は自分」「環境は外にあるもの」
ルネサンス以降の
「個人主義」が人とのつながりを薄めていく。
「私の為に世界はある」結果、
強欲が残る。
私の為のグローバル化・・・。
本来、仏教の教えは「無我」。
いろんな生き物との関係性の間で、
人間は「共生」しているのだから、
とてもわかりやすい説明だ・・・。
自分が自分が、私が私が。
個の主張が強すぎると、
関係のえも言えない柔らかさが失われる。
「絆」はまさに関係性のキーワード。
他人の痛みが解った後、
どんな行動を取るのか。
そこからいろんなことが解ってくるのかも。
別の章で、
近江商人の言葉を引用している。
「店よし、客良し、世間よし」だそうだ。
関係者全体と、
良い関係を築いた方が
結果的には誰もが得をする筈と。
「学校良し、生徒良し、OB(世間)良し」
TOHO学園もこれからもそうであって欲しい。
2014年07月04日
7月2日(水) あっという間に今年も7月、半分過ぎてしまった。今日は朝からピーカン、真夏の様な天気!暑い!
このところサッカーを観て寝不足。
集団的自衛権、
憲法解釈は首相が決めていいのか!?
この国はどうなって行くのか・・・。
先週、神田神保町で講習会があった。
そこでたまたま
OBの小河原均さんにお会いした。
放送系の制作会社でご活躍の様子。
TOHO会の小河原会長の御親戚。
それにしてもお二人とも
業界を続けてこられた。
とても大変なことだろうと推察する。
そう云えば小河原均さんとは、
2年前のクラス会以来。
お元気でなによりです。
お会いしていきなりツーショット写真とは!
有難うございました。
そういえば先々週、浅草でのOB会。
スカイツリーの写真を忘れました。
会場から浅草公園の向こうに、
巨大なスカイツリーが聳え、
浅草の景色も時代と共に変わっています。
大川端(墨田川河岸)界隈も、
コンクリートでしっかり護岸され、
周りの様子も様変わり。
墨田区寄りは、ホームレスさんのブルーテント。
まだ小学生の頃は、
浅草橋〜両国を電車が渡るときには
「窓を閉めてください」とのアナウンス。
それほど昭和30年頃、
大川は強烈な匂いがした・・・
話は変わるが、
ベストセラー『バカの壁』でおなじみの、
養老孟司氏の新刊
『「自分」の壁』が出た。
昆虫好きの解剖学者だ。
旨い語り口、
妙に納得させる文体。
先日図書館で
『脳が先か、心が先か』を借りる。
養老氏は「心とは何か?」について語る。
脳科学と「意識」の関係を、
科学で特定するのは、
大変困難な問題。
意識・無意識が私を構成している?
意識とは私が私であると信じること。
無意識とはそれ以外の領域。
例えば夢とか・・・。
近代哲学は
「われ想う故にわれ在り」と
自我を特定したが、
その自我(われ)は
本当の我なのだろうか?
科学は数値化出来なければ
否定なのだ。
意識・無意識の領域は微妙だ。
仏教は「無我」になることから
出発なのだが、
「私は私」、「昨日と同じ私」と
言いきれない。
無用な「私探し」を退け、
彼は意識的に「意識問題」を避ける。
科学者ゆえだから・・・。
新刊本の『「自分」の壁』を読んでみようと思う。
それにしても、
養老先生って
亡くなった三国連太郎さんにそっくりですね。
集団的自衛権、
憲法解釈は首相が決めていいのか!?
この国はどうなって行くのか・・・。
先週、神田神保町で講習会があった。
そこでたまたま
OBの小河原均さんにお会いした。
放送系の制作会社でご活躍の様子。
TOHO会の小河原会長の御親戚。
それにしてもお二人とも
業界を続けてこられた。
とても大変なことだろうと推察する。
そう云えば小河原均さんとは、
2年前のクラス会以来。
お元気でなによりです。
お会いしていきなりツーショット写真とは!
有難うございました。
そういえば先々週、浅草でのOB会。
スカイツリーの写真を忘れました。
会場から浅草公園の向こうに、
巨大なスカイツリーが聳え、
浅草の景色も時代と共に変わっています。
大川端(墨田川河岸)界隈も、
コンクリートでしっかり護岸され、
周りの様子も様変わり。
墨田区寄りは、ホームレスさんのブルーテント。
まだ小学生の頃は、
浅草橋〜両国を電車が渡るときには
「窓を閉めてください」とのアナウンス。
それほど昭和30年頃、
大川は強烈な匂いがした・・・
話は変わるが、
ベストセラー『バカの壁』でおなじみの、
養老孟司氏の新刊
『「自分」の壁』が出た。
昆虫好きの解剖学者だ。
旨い語り口、
妙に納得させる文体。
先日図書館で
『脳が先か、心が先か』を借りる。
養老氏は「心とは何か?」について語る。
脳科学と「意識」の関係を、
科学で特定するのは、
大変困難な問題。
意識・無意識が私を構成している?
意識とは私が私であると信じること。
無意識とはそれ以外の領域。
例えば夢とか・・・。
近代哲学は
「われ想う故にわれ在り」と
自我を特定したが、
その自我(われ)は
本当の我なのだろうか?
科学は数値化出来なければ
否定なのだ。
意識・無意識の領域は微妙だ。
仏教は「無我」になることから
出発なのだが、
「私は私」、「昨日と同じ私」と
言いきれない。
無用な「私探し」を退け、
彼は意識的に「意識問題」を避ける。
科学者ゆえだから・・・。
新刊本の『「自分」の壁』を読んでみようと思う。
それにしても、
養老先生って
亡くなった三国連太郎さんにそっくりですね。