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2011年08月

2011年08月10日

8月10日(水)映画館に涼を求めて、「コクリコ坂から」を観にいった。半世紀前の懐かしい記憶が甦ってきた。

8-10-2

炎天下、
同じ思い?の人々で
映画館はほぼ満員だった。

映画は
半世紀前の学園もの。

港の見える丘にすむ
女学生が主人公だ。

監督は
あの宮崎駿の息子さん。

当然、
当時の時代の雰囲気を
実感していない。

しかし「宮崎家」の伝統である
細部(ディテール)の拘りが
すごい。

あの時代の街並み、
電信柱の広告、
オート三輪。

舗装されていない坂道、
古色蒼然とした学生会館の内部…。

そしてしばらく観ていると、
まるでタイムスリップしたかのような
錯覚になってくる。

心の深いところから
じわじわと
何か懐かしい感情が
湧いてきた。

8-10-1

学園ものにありがちな、
老朽化した男子のクラブの
部室が取り壊しのエピソードには、
思わずウルッときた。

自分も
学園紛争で
クラブの部室が取り壊された
暗い思い出がある。

いつも汚く
煙草の煙で一杯の狭い部室。

今でも
懐かしく鮮やかに思い出す。

奥には
オジサンのような4年生が、
授業にも出ず居座っていた…。

なんだか
アニメと自分の記憶が、
妙に入り混じって
不思議なひと時だった。

それで
一緒に見に行った家人は、
今度もパンフレットを
お買い上げした。

何せ同年輩なので
観終わって
あの時代の会話が
ゾロゾロと出てきた。

久しぶりに
その頃の時代の話で
盛り上がった。

今回も
観て良かったなぁ
と思った。

8-10-3


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