2011年07月
2011年07月27日
7月27日(水) 暑中お見舞い申し上げます。今年はこんな気候なのでどうぞご自愛ください。旅行で撮った涼しげな写真を添えて・・・

卒業生の皆様、
お変わりありませんか?
今年(も)の夏は何か変ですね。
東京は
前から言われていますが、
とにかく蒸し暑いです。
東京湾に面した土地に
高層ビルを建てたものだから、
涼しい海風の通り道が
シャットアウトされて、
気候が変わってしまった
との説もあります。
マスコミが騒いでいるように
日本は亜熱帯気候になっている?
雨季と乾季があったりして。
四季もなくなってしまったら
怖いですね。

ところで
この頃、月2回位映画を観ます。
先週は「大鹿村騒動記」。
私の好きな原田芳雄の遺作
となってしまった作品。
長野県の山奥で伝承されてきた
歌舞伎と、
その伝統を守る人々の
エピソードが
面白く描かれている。
久しぶりに
面白い映画を観た。
大楠道代の
原田芳雄を置いて逃げた
奥さんのキャラクターが
本当にめちゃくちゃ怖くて良い。
また、奥さんと一緒に逃げた
岸部一徳の
気弱な性格が
良く描かれている。


それにしても
原田芳雄のような
どんな役も素のままで演じられる
存在感のある役者を失ったことが
惜しまれる。
めったに
映画のパンフレットを買わない家人が
映画が終わってすぐに
それを抱えていたほどだ。
皆さんも
これからの暑さを
うまく乗り越えましょう。

2011年07月20日
7月20日(水) わが家のワンコもこの間、7歳になってしまった。人間なら40歳過ぎのいいオッサンかもしれない。

犬の年齢は
人間の7倍と云うのなら、
我が家のエルヴィスは
7×7で49歳。位かもしれない。
いたって元気、
やんちゃ。
食いしん坊。
そして
いつも誰かがそばにいないと
不安げになる。
結構甘えん坊である。
同じ犬種を
2代にわたって飼っている。
前にも書いたが
トイ・マンチェスターテリア。
散歩のときには
かなり目を引くようで、
声を掛けられることが多い。
曰く
「ミニチュアピンシャーですか?」
「細い犬ですね。」
…。

小さい子供は
「お馬さんみたい!」と喜ぶ。
わが家も
犬を介しての会話、
コミニュケーションが多くなった。
犬は解りやすい行動や
反応をする。
感情表現が豊かだ。
自分の家の縄張り、
他人に対しては結構きつい。
この間、
古代文字の本を読んでいたら、
ウ冠(かんむり)の中に
犬と云う字入れて、
家と云う文字になったそうだ。
家を建てる時、
犬を人柱?にしたらしい。
それほど何時でも
犬は人間生活に
ごく近い存在なのだ。
古代中国でなくて良かった…。
そんな訳でもないが、
これからも元気で
長生きしてほしいと思う。
犬を飼うひとが
飼われる時もあるようだ。


2011年07月10日
7月10日(日) 東京の暑さを避けて九州の高千穂を中心のバスツアーに参加。やっぱり山の中の渓谷は涼しかった。


九州は何年か前に
湯布院(銀婚旅行で)に行った以来だった。
幸いに
今回もお天気に恵まれ、
福岡の柳川・どんこ舟での水郷めぐり、
大分・別府から湯布院、
さらに
高千穂峡谷から熊本・阿蘇の
九州の中心部を巡りました。

柳川のどんこ舟は
以前冬に訪ねた時はこたつ舟だった。
堀の中から
民家を目線でかすめながら、
ゆっくりと船頭さんの歌声を
聴きながらすすむ。


ゆるい、ゆるい時間のながれ。
いずれにしても
風情があって良いものだ。
その日は別府泊まり。
街の至る所から
モウモウと湯けむり。
隣の大分市は商業の街、
別府は温泉街。
まるで富山と金沢のようだ。
(商業と消費の関係)
このツアーの一つの目玉は
廃線になった高千穂鉄道の線路を
辿るというものだった。
私は熱狂的な鉄道ファンではないが、
廃線になった鉄路を歩くのは
とても興味深かった。


途中のトンネルを歩いて行くと
別世界への入口に
続いているような
錯覚に落ちそうだ。
その足で線路を下りると
天岩戸神社だった。
夜は民宿に泊まり
神楽を見物した。
夜神楽は初めての経験。

天照大神が
天岩戸に御隠れになったのを、
たじからの命が
天のウヅメの命の踊りで
岩戸を開けるという
コミカルなものだった。
解りやすく滑稽なものなので
楽しく鑑賞した。
帰路は阿蘇から熊本空港(阿蘇熊野と空港)。
とにかく大きな外輪山と草千里。
壮大なパノラマの中を
バスは
ヘアピンカーブの連続を
縫うように進む。

大阿蘇の風景を満喫。
とにかく涼しいのが
何よりの旅行だった。
秋は下関あたりに
行ってみようと思う。