東放学園

TOHO会

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今日も絶好調

2011年01月

2011年01月25日

1月25日(水) 今年も業界恒例の新年賀詞交換会が連日のように開かれ、 懐かしいOBと交歓のひと時を持てました。

まず第1弾は1月20日(木)の
(社)日本音楽スタジオ協会からスタート。
文字通り、音楽をレコーディングする
スタジオ各社の業界団体だ。

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なかでもスタジオミキサーは、
音響技術系学生の
あこがれの職種だ。

ミュージシャンと
音の表現に拘るミキサーが、
火花を散らしながら
良質の作品に仕上げていく。
とてもやりがいのある仕事に思える。

今回のパーティでお会いしたOBは、
本当に初期の
放送芸術科OBの田村弘さんだ。
現在は、
レコーディングスタジオの経営者。

1-25田村
<田村弘さん>

学校の進路相談や授業で、
後輩の面倒を観ておられる。

学生時代から変わらない
貫録と笑顔で、
「そのうち先生を囲んでクラス会をやりましょう!」と
嬉しいお誘いを受けた。

その時、
同期の学生の数人のイメージが
よみがえってきた…。


翌日、1月21日(金)は第2弾の、
(社)日本ポストプロダクション協会だ。

ここでは十数年前の
放送技術科OBの烏野(からすの)大さんと
お会いした。

1-25烏野
<烏野大さん>

当時の担任は高津先生。
現在は、
撮影機材関係の会社で管理職との事。

ポストプロダクションは、
映像と音響の仕上げ・加工をするところ。
仕事は細かく神経を塚を作業だが、
活躍している卒業生の数も多い。

今後、ポスプロ業界は
デジタル3D化で
仕事も増えていくとのこと。


2つの協会の会長は、
年頭の挨拶で
それぞれ異口同音に、
「質の良いコンテンツで勝負したいのは当たり前だが
 その根底には「文化力」を増やさねばならない」と。

とてもいい考えだと思った。

機材やテクノロジィーとともに
見えない力として
常に培っていくべきだと思う。


そして第3弾は、1月25日(火)の
(社)全日本テレビ番組製作者連盟(ATP)。
TVの制作プロダクションの集まりだが、
放送局関係者も多く参加していた。

やはりここでの皆さんのご挨拶は、
「良質なコンテンツ制作で競争力をつけて
 この不況から抜け出そう!」だった。

今回のOBの方は、
TV制作プロダクションの役員をされているお2人。
放送芸術科OBの田中孝之さんと
白石一幸さんだ。

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<白石一幸さん(左)と田中孝之さん(右)>

会社ではTOHO出身の後輩を
教育・指導されておられる様子。

「最近の後輩は粘りと・根性不足ですね。
 もっと番組づくりを好きになって欲しい」

若い後輩を観ていると
ついつい思ってしまうとの事。


毎年の新年賀詞交換会、
今年こそこの永い不況を乗り切ろうと
各社の祈りにも似た決意が
ヒシヒシと伝わってきた。

OBの皆さんの
健闘を祈ります。

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2011年01月14日

1月14日(金) 今年も、成人式では艶やかな着物姿が新春の彩りを見かけ、書道展を観にいったりで、けっこう正月気分を長く味わった。

家の近所の文化センターで
区主催の成人式が
毎年、華やかに開かれている。

広場に集まって
楽しそうに談笑している
屈託のない笑顔に、
心が和んだ。

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自分の時は、
確か学生服で式に行った。

オリンピックの金メダルを取った
体操選手の講演があった。

大人社会の入り、
責任と義務の重さを思い、
なぜか
緊張しまくっていたような気がする。

あれから時代が変わって…。
大人と子供の境界線が
曖昧になり、
とっくに成人した筈の人たちが、
妙に子供っぽく見えるのは、
こっちが
年を取りすぎたせいなのか?

「カワイイ!!」
の一言で
言い表す新しい文化。

あまりゾッとしないが…。


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初春恒例の書道展が、
上野のデパートで開かれた。

現代の書家20人の作品展で、
今流行りのパフォーマンス書道や
前衛書道でないのが好い。

30年位前から
毎年のように行っているが、
時代時代の「流行り」があるようだ。

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最近、少しだが
草書体が解読できるようになった。

自分の好みから云うと
「良寛」のように
のびのびと闊達な書体が好きだ。

バランスが取れていいないようでで、
結果しっかり構成されている。

以前、
書道の師匠が云っていた
『書は人なり』
をいつも思い出す。

実に
奥深い言葉だと思う。


先日、講習会で偶然
25年ぶりのOBにお会いした。

放送芸術科卒(中野校舎にあったころの)
廣野(ひろの)義和さんだった。

昼休みに立ち話程度だったが、
昔話や近況報告で
いいひと時を持てた。

「佐久間先生の台本研究の授業で、
 『春の宵』と云う言葉のイメージを
 シナリオ的表現(映像表現)が良いと褒められ、
 翌年度の教科書に作品例として掲載されました。
 大変嬉しく思ったことが、
 昨日のように思い出されます。
 今でも心の糧となって、
 TOHOの良きメモリーです。」

一時は構成作家を目指したが、
今は別業種でご活躍の様子、
安心しました。

それにしても
こちらがスッカリ忘れていたことを
OBの方に
思いせて頂くことが多い。

OBの数だけ、
数多くの固有のエピソードに満ちている。

今回も、
今まで記憶の片隅に埋もれていた
教師として大事な財産を、
廣野さんが発掘してくれた。

本当に
感謝しています。

今年も
たくさんのOBの方に
お会いできますように…。

toho_sakuma at 18:00TOHO会・OB美術館 この記事をクリップ!

2011年01月07日

1月7日(金) 本年も拙いブログですが、お付き合いのほどよろしくお願いします。

年が明けて、東京は
晴天の日々が続いています。

小寒、寒の入りで
やはり空気が肌を刺すように
寒く痛いほどです。

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年明けは、遠出もせず、
正月料理の食べすぎを解消すべく
初詣を兼ねて、
近辺の神社や寺巡りをしました。

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さすがに車も少なく、
町は
正月ならではの静かな雰囲気。 

神社ではおみくじの結果に
若い人の嬌声が上がり、
和やかな光景でした。

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スカイツリーを観に
押上まで足を伸ばそうと思いましたが、
なんだか込んでいそうで
近くの川辺から遠見ですませていると、
おじさんが
独りで太鼓を打っていました。

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威勢の良い太鼓の音が
川面の響いて心地よく、
新年早々、
珍しい光景に出会いました。

そう云えば
暮れのうちに
TOHOの先生から
研究論文の講評を
頼まれていました。

日頃の先生方の研究の成果を
審査する前の講評です。

私が担当した論文は
とても優れたもので、
講評する自分自身が試されている訳で、
もっと勉強せねばと思うほどでした。


新年早々、
あるTV制作プロダクションから
NHK・ETV「仕事学のすすめ」への
出演依頼がありました。

OBの堤幸彦さんの
学生時代を語って欲しいとの事。

インサート的なものですが、
OB応援団としては
校舎ロケも有りそうなので
OKしました。

ON AIRは3月ごろとの事。
※日時が決まったらブログでお知らせします。

今年もOBの皆様にとって
より良い一年でありますように。

心よりお祈りいたします。


初暦
  知ぬ月日の
        美しく
             吉屋 信子

toho_sakuma at 17:00東京風景 この記事をクリップ!
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