2010年04月
2010年04月26日
4月26日(月) 久しぶりに原宿・東郷神社あたりを歩いた。
今日は朝から
初夏を思わせるような陽気だった。
JR原宿駅から
竹下通りの裏道を
ぶらぶら歩く。
小さなcafeや
表の通りとは違った洒落た小物屋が
ポツポツと店を構えていて、
物静かな雰囲気を醸し出している。
少し歩いて行くと
東郷神社についた。
若やいだ雰囲気の原宿に
もう一つ別世界のような、
静けさをたたえた
新緑に囲まれた佇まい。
あの[坂の上の雲]にも
登場する軍人を祀る神社だ。
HMとか流行りの店が
すぐそこにあるとは思えないほどの
静寂感。
池には鯉が泳ぎ、
亀がのんびりと甲羅干しをしている。
ツツジもそろそろ咲きだした。
私の春が
ようやく来た、
と思った。
初夏を思わせるような陽気だった。
JR原宿駅から
竹下通りの裏道を
ぶらぶら歩く。
小さなcafeや
表の通りとは違った洒落た小物屋が
ポツポツと店を構えていて、
物静かな雰囲気を醸し出している。
少し歩いて行くと
東郷神社についた。
若やいだ雰囲気の原宿に
もう一つ別世界のような、
静けさをたたえた
新緑に囲まれた佇まい。
あの[坂の上の雲]にも
登場する軍人を祀る神社だ。
HMとか流行りの店が
すぐそこにあるとは思えないほどの
静寂感。
池には鯉が泳ぎ、
亀がのんびりと甲羅干しをしている。
ツツジもそろそろ咲きだした。
私の春が
ようやく来た、
と思った。
2010年04月20日
4月20日(火) 桜の花びらが道を彩り[華雨]が降っている…
昨日から
空気が湿っているなと思ったら、
今日は
小雨、春雨がしとしと落ちている。
「華雨」とは文字通り
春の花が咲いているころに
降る雨のこと。
何かしっとりとした
風情のある言葉だ。
ひと雨ごとに、春が深くなる。
緑も、日一日、色濃くなっている。
絹糸のように柔らかい雨が
頬を濡らす。
このまま濡れても
よさそうな感じだ。
今年は気候が妙におかしい。
突然のように春って感じもおかしい
ともかく
このまま普通の春になって欲しいものだ…。
都会の摩天楼も
今日は何か淡い蜃気楼のように
深く霞み
沈み込んでいるようだ。
我が背子が 衣はる雨 ふるごとに
野辺の緑ぞ いろまさりける
紀貫之
2010年04月10日
4月10日(土) 花見、夜桜を今年は避けました
学生のころ、
桜見物と言えば
学校がら歩いて行ける千鳥が淵で
ボートに乗って楽しんだものだ。
昼下がり、
友人と男二人でのんびりと
何を話すでもなく
ユラユラ揺られていたっけ。
惜しげもなく舞い散る
桜の下を
黄金の時間とともに
浮かんでいた。
あの時の友人の顔だけが
思い出せない。
何故だろう?
今年は
とにかく寒い春のようだ。
コートを出したり入れたり。
家の近くの公園をぶらつくと、
酒とオデンの匂いが
どこの集団からも漂ってくる。
日本的平和な構図なり。
この頃
桜に対する思いが変わった。
賑やかに
うわっと咲いている桜よりも、
ポツンと
一本だけ取り残されたように
人知れず地味に咲いている桜が
好ましいと思うようになった。
この間、
ちあきなおみ「港の見える丘」を
CDで聴いた。
もちろん私がまだ小さな時、
巷に流れていた曲である。
『あなたと二人できた丘は
港が見える丘
色あせた桜唯一つ
さみしく咲いていた
船の汽笛 むせび泣けば
ちらりほらりと花びらが
あなたと私に散りかかる
春の午後でした』
・・・・「港の見える丘」より
賑やかでも寂しくても、
桜は不思議と心に残る。
とても深い存在かもしれない。
桜見物と言えば
学校がら歩いて行ける千鳥が淵で
ボートに乗って楽しんだものだ。
昼下がり、
友人と男二人でのんびりと
何を話すでもなく
ユラユラ揺られていたっけ。
惜しげもなく舞い散る
桜の下を
黄金の時間とともに
浮かんでいた。
あの時の友人の顔だけが
思い出せない。
何故だろう?
今年は
とにかく寒い春のようだ。
コートを出したり入れたり。
家の近くの公園をぶらつくと、
酒とオデンの匂いが
どこの集団からも漂ってくる。
日本的平和な構図なり。
この頃
桜に対する思いが変わった。
賑やかに
うわっと咲いている桜よりも、
ポツンと
一本だけ取り残されたように
人知れず地味に咲いている桜が
好ましいと思うようになった。
この間、
ちあきなおみ「港の見える丘」を
CDで聴いた。
もちろん私がまだ小さな時、
巷に流れていた曲である。
『あなたと二人できた丘は
港が見える丘
色あせた桜唯一つ
さみしく咲いていた
船の汽笛 むせび泣けば
ちらりほらりと花びらが
あなたと私に散りかかる
春の午後でした』
・・・・「港の見える丘」より
賑やかでも寂しくても、
桜は不思議と心に残る。
とても深い存在かもしれない。