2009年06月
2009年06月16日
6月16日(火) 梅雨の花たち・・・おもに紫陽花とか

このところ二、三日の空模様は
典型的な「男梅雨」だ。
昼間はどんより曇っていて、
夜になると
バケツの水をひっくり返したような
大雨が降る。
おまけに雷も鳴って
大音響のコンサートさながらである。
しとしと降り続く
「女梅雨」とは正反対だ。
子供のころには
あまり気にもかけなかった。
「梅雨の花ー紫陽花」が
散歩の途中に気になったので
ほかの花と一緒に撮ってみた。


路地裏や、
公園家々の庭先に
フツーに咲いている。


花それ自体は
いろいろな種類があって楽しい。


なんだかこの頃は
何気のないものが気になる。
年齢とともに
何かが変わっていく。
永井荷風の小説
「つゆのあとさき」を思い出す。
確か映画化されたようだ。
「つゆのあとさき」、
前後で約3か月、
一つの季節が始まり
そして終わる…。
揺れ動く男女関係も
梅雨空のように移ろい
終わりを迎える。
そして何も無かったように、
真夏の太陽が照りつける…。
花は変わらず、
ひとは大きく移ろう。
自分を含めて
なんとバタバタと
生きているのだろうか。

2009年06月12日
6月12日(金) 梅雨の晴れ間に
梅雨入りした途端
真夏のような天気になった。
思わずクーラーでも点けようか
と思ってしまう。
今年は空梅雨か?
そんなことはないよね。
紫陽花の花に蝸牛・・・
この頃蝸牛を見ないのは
なぜだろう。
ついこの間まで都会の、下町にも
ひっそりと生きていた
ささやかな生き物たちが
いつの間にか姿を消していく。
カラスや、ハトは
逆に都会の過剰な食物を糧に
「適応」しているようだ。
A.ヒッチコック監督の「鳥」ではないが
この間犬と散歩をしていたら、
道端のごみ置き場に
カラスの群れがゴミを漁っていた。
近づいた途端、
仔犬ほどの大きさの彼らが
一斉に私たちを見た。
何十羽のカラスの目に見つめられ、
えもいえない恐怖を感じた。
一瞬、
犬は私の後ろに隠れ
尻尾をまいてひるんでしまった。
「それじゃ、ダメじゃん!・・・」
何も見なかったことにして、
そっと私たちはその場を離れた。


先日、音響専門学校の関先生から
「鳥」の写真を送って頂いた。

自然の中の生き生きとした姿を、
時間をかけ、
粘って、粘りぬいて撮った素敵な作品です。
先生のお許しがあるので鑑賞してください。
その時、関先生は
猛禽類が獲物を狙う以上に鋭い眼をして
高速度のシャッターを切っているのでしょう。
これからも素晴らしい写真をお願いします。


真夏のような天気になった。
思わずクーラーでも点けようか
と思ってしまう。
今年は空梅雨か?
そんなことはないよね。
紫陽花の花に蝸牛・・・
この頃蝸牛を見ないのは
なぜだろう。
ついこの間まで都会の、下町にも
ひっそりと生きていた
ささやかな生き物たちが
いつの間にか姿を消していく。
カラスや、ハトは
逆に都会の過剰な食物を糧に
「適応」しているようだ。
A.ヒッチコック監督の「鳥」ではないが
この間犬と散歩をしていたら、
道端のごみ置き場に
カラスの群れがゴミを漁っていた。
近づいた途端、
仔犬ほどの大きさの彼らが
一斉に私たちを見た。
何十羽のカラスの目に見つめられ、
えもいえない恐怖を感じた。
一瞬、
犬は私の後ろに隠れ
尻尾をまいてひるんでしまった。
「それじゃ、ダメじゃん!・・・」
何も見なかったことにして、
そっと私たちはその場を離れた。


先日、音響専門学校の関先生から
「鳥」の写真を送って頂いた。

自然の中の生き生きとした姿を、
時間をかけ、
粘って、粘りぬいて撮った素敵な作品です。
先生のお許しがあるので鑑賞してください。
その時、関先生は
猛禽類が獲物を狙う以上に鋭い眼をして
高速度のシャッターを切っているのでしょう。
これからも素晴らしい写真をお願いします。

