2007年10月
2007年10月10日
10月某日

<川原のススキ?葦?>
「お米のおにぎり」が食べたい
と書き残して、餓死した中年の男性。
生活保護からも外され、
庭の草を食べて死んでいった…
ニュースで日銀総裁がテカテカと顔を光らせ
「景気は順調に上向いていて…」
なんと不条理な世の中だろう。
生活ぎりぎりのセーフネットを
マニュアル通りに執行してしまう役人。
生活保護を受けている人たちが連携して
上記のような人に自主的に食べ物を供出している
サークルの活動のニュースを見た。
政府ができないことを補っているのだ。
でもそんなことが多すぎはしませんか。
「年金」の横領なんて論外!!
自分が生まれた国は選べないのに…

<川鵜・獲物を何時間も待っている、
ほとんど動かない>
2007年10月08日
10月某日 今日もまた雨…

<雨模様の橋景色>
秋の長雨、
うすら寒く、
長袖を引っ張り出してきてみる。
秋の日はつるべ落とし、
あっという間に日が暮れてしまう、一日が短い。
そしてなんとなく寂しい。
今日も朝からしとしとと雨が降っている。
「霖雨」と言うのだそうだ。
字句の形からして、思わずうなづいてしまう。
漢字文化圏に生きていて良かった。
今日は日曜日の夕方。
「もう休みが終わってしまう…」
夕刻のテレビ番組のテーマミュージックが流れてくると
いつも思ってしまう。
長い習慣による一種の条件反射のようだ。
明日のことを思ってほんの少しブルーに・・・
就寝前にミステリー小説を2、3ページ読んだ頃に
眠ってしまったようだ。
2007年10月03日
10月某日

あんなに暑い暑いと連発していた夏もすっかり忘れ去られて、
今はもう秋景色にデジタル移行。

60歳を過ぎるときっとのんびりと、
ゆったりと時間が流れて、
極めて落ち着いた日々が訪れるはずだったのが。
あっという間に一日が過ぎていく。
若い頃に思っていた「年寄り」のイメージも変った。
フィジカル的には白髪も増え、新しい事を覚えるのが
とてもメンドイ…
巨大音量の音楽がうるさい!
などなど…


ので、
時代小説を読んだり、
絵画展に行ったり、
ぶらぶらと散歩したり
自分なりに時間の流れを緩やかに保つようにしている。
無理なく、Be right!
それにしても、
夏の終わりに関東地方を襲った「台風」が過ぎ去った翌朝、
街の路上に打ち捨てられた無数のビニール傘の残骸はどこに行ったんだろう。
今フット想い出した…
